今春センバツに初出場する耐久(和歌山)が智弁和歌山と練習試合を行い、5-13で大敗した。昨秋の公式戦全9試合に完投したエース冷水(しみず)孝輔投手(2年)は、今年初の実戦マウンドで6回14安打13失点と乱調だった。

初回こそ無失点に抑えたが、2回先頭に四球を与えるとこの回6失点と崩れた。その後も立て直すことができず、6回で14安打4四球13失点。相手4番の花田悠月内野手(2年)には3打席連続本塁打を浴びるなど完璧に捉えられた。「0点に近いデキでした。指にかかったボールが1球しかなく、下半身にも力が入らない状況。投げている感覚がない状況で投げてる感じでした」と最後まで修正することができなかった。

2月には体調不良で約1週間練習に参加できなかったことを明かした。「体調を崩してしまって練習に参加できなかった。そういうところも自分の甘さが出た」。紅白戦でも調子が上がらない状態でこの日を迎えた。井原正善監督(39)も「実戦を離れていたので懸念していた部分が出た。いい状態の中で放れていなかった」と不安が的中した形になった。

センバツの組み合わせ抽選会は8日で開幕は18日と、修正できる時間はある。水は「練習が大事になる。あと2週間ほどで上げられるところをしっかり上げていければ。まだ練習試合もあるのでそこで少しでもいい感覚をつかめるように」と前を向いた。【林亮佑】