昨夏優勝校の沖縄尚学が15日、甲子園練習を行った。2年連続の春聖地となった比嘉公也監督(44)は、打線がピンチであることを明かし、打の救世主を求めた。
「(打撃陣は)やばいです。エースの末吉(良丞)が崩れたら、ワンサイドの試合になります…」。指揮官は練習後、ささよくような小声で、直近の状況を説明した。
「本当にやばいです」。比嘉監督の心配は募るばかり。直近の練習試合ほか実戦形式は「打球の質が悪い」といい、外野への飛球など飛距離のある打球も少なく、走者を置いた場面での得点もきびしいという。打線のてこ入れは現状未定で、初戦は開幕戦の19日だ。指揮官は「開幕戦はバッター陣頼む」と、とにかく願うしかない。
その中でも、指揮官がいちるの望みに挙げたのは、昨秋6番に座った慶留間大武(けるま・だん)内野手(3年)。慶留間は、「2死三塁の場面でも、自分はリラックスして、打席に立てます。チャンスで一本を出します」と頼もしく宣言。まずは、初戦の開幕ゲームに向けて短期集中で追い上げていく。

