宮崎はサウスポー王国だ。日南学園の有馬翔、中崎雄太、宮崎商・赤川克紀(いずれも3年)が今夏、スカウトの視線を集める。
184センチ、86キロの体から繰り出す直球は最速147キロ。スケールのでかい宮崎商の左腕赤川克紀(3年)は、注目度もデッカイ。日本のプロ12球団はもちろん、海を越えた米国からメッツ、マリナーズ、ドジャースも、宮崎の大型左腕をマークしている。
大塚中時代は本職は一塁手。エースではなくピンチで登板するリリーフ専門だったが、その投球を見た浜田登監督(40)は「ひじの使い方が柔らかかったので、鍛えたらいい投手になると思いましたね」と大器の予感を感じていた。1年夏から登板し、その秋は35年ぶりに九州大会に出場。初戦で藤村大介(現巨人)ら俊足ぞろいの熊本工と対戦し、敗れたものの終盤まで互角にわたり合い、一躍プロのスカウトの注目を集める存在となった。
宮崎では、赤川のほかに日南学園の左腕コンビも注目される。最速144キロ有馬翔(3年)が強心臓でグイグイ押すタイプで、最速145キロ中崎雄太(3年)はキレのあるスライダーも武器に、昨秋の県大会で1試合19奪三振の大会タイ記録もマークしている。
昨年は日南学園が出場。赤川は「正直悔しかったです。今年は日南学園を倒して甲子園に行きたい」。順調に勝ち進めば決勝で実現する対戦を楽しみにしている。


