<高校野球茨城大会:藤代3-2土浦日大>◇6日◇1回戦
昨年のベスト8同士が初戦でぶつかる好カード、土浦日大対藤代は、延長13回の末、藤代が3-2で制した。土浦市営球場が超満員の観客で埋まる中、決勝点は思わぬ形で入った。延長13回、土浦日大の板垣拓実投手(3年)が投じた1球を捕手が後逸。その間に三塁走者が生還して決勝点が入った。板垣は「(スクイズでなく)打ってきても三振を取るつもりで全力で投げたインコースのストレートです」と166球目を悔やんだ。捕手のサインに首を振って勝負しただけに、悔いは大きかった。
板垣は初戦の緊張と暑さから、8回に右ふくらはぎをつった。9回に四球で一塁に進む際には足を引きずり、臨時代走を送られるほどだった。だが「自分が崩れたらチームが崩れる」と監督の交代の打診も断り、気力で完投した。計169球。最後のあいさつでは、藤代の堀口智哉投手(2年)に「頑張れ」とエールを送った。


