<高校野球東東京大会>◇4日◇1回戦

 東の横綱、帝京が2年連続の頂点に向け、7回コールド発進した。3投手の継投で計14三振を奪い10-0と攻玉社に圧勝、格の違いを見せつけた。

 先発は背番号1の山崎康晃(3年)。7安打を浴びたが11奪三振と気を吐いた。伊藤拓郎(2年)は左翼手として先発出場し、3打席無安打の後、7回表にようやく左前安打を放ち三塁走者を迎え入れた。「初戦で気合が空回りした」と振り返る。7回裏からは191センチの長身右腕の荻谷(おぎや)龍太郎(3年)、2死からは左腕の渡辺隆太郎(1年)と継投し、この回3三振を奪った。伊藤と試合前のノックで右手人さし指を負傷した鈴木昇太(3年)を温存して乗り切った。

 04年以来のノーシードとなったが、前田三夫監督(61)は決勝までの8試合を見据えて「荻谷と渡辺は展開を見て放らせようと思っていた」と、3本柱に加えて2人にめどが立ったこともあり手応えをつかんでいた。【茶木哲】