日本ハム武田久投手(37)が、2年連続の大幅減俸で再スタートを切る。12月2日に予定の契約更改交渉で今季年俸8000万円から6200万円減、1800万円でサインすることが20日、分かった。

 昨オフは球団史上最大の1億6000万円ダウン。2年連続で減額制限(年俸1億円以上は40%、1億円以下は25%)を超えるが、この日までに球団側と下交渉を行い、合意した。

 武田久は「野球ができるので、球団に感謝している」と真っすぐな思いを明かした。今季は開幕直前の3月に左、8月に右と、両膝の半月板を手術。アクシデントに見舞われて「今季は野球をしていない」と不完全燃焼に終わった。プロ入り初めて1軍未登板。2年間で計2億2200万円減も当然と、のんだ。(金額は推定)