初出場の中京学院大(東海地区)がシード校の桐蔭横浜大(神奈川)との接戦を制し、準々決勝進出を決めた。

 4回に先頭の吉川尚輝内野手(4年=中京)の安打から1死二塁の好機をつくり、山崎善隆捕手(4年=昭和第一学園)の左中間二塁打で先制。2-0の7回にも吉川の安打と二盗で2死二塁とし、山崎が中前に適時打。勝敗を分ける3点目になった。

 山崎は「神宮では1年夏の初戦と3年夏の最後の試合をやりました。高校生活の最初と最後がここでした」としみじみ。思い出の球場で3安打2打点を挙げ、4安打2盗塁の吉川とともに初陣チームをけん引した。