日本ハムが残塁数で、不本意な日本タイ記録をつくった。この試合で19残塁を喫し、DeNAが14年7月15日広島戦で記録した数字に並んだ。試合も今季18度目の完封負けを喫した。

 序盤から拙攻の連続。5度の満塁機をつくったが、全て生かせなかった。8回終了時点でパ・リーグ記録の18個(近鉄が87年7月12日南海戦で記録)に並び、9回は2死一塁から西川が空振り三振でリーグ記録を更新、日本記録に並んだ(残塁数は、いずれも9イニングでの数字)。

 栗山英樹監督(56)は試合後に残塁数について質問を受けると「すごいね、それ。(日本記録に)並んだ?」と、悔しさは押し殺して逆質問。「まあまあまあ、こういうことも含めて、すべてこっちの責任」と、険しい表情だった。