中日白井文吾オーナー(89=中日新聞社会長)が6日、楽天の星野仙一球団副会長が死去したことについて球団を通じてコメントを発表した。

 「突然の訃報に接し、ただただ驚いています。現役時代の闘志あふれるピッチングに歓声を上げ、監督としての手腕に称賛を贈った1人として悲嘆にくれています。阪神、楽天でも指導者を務め、球界を代表する野球人となった星野君は名古屋の宝です。活躍を見守り続けた地元のファンも同じように悲しんでいるでしょう。最近はお会いする機会がありませんでしたが、新聞やテレビを通じ、元気そうな姿を拝見していました。昨年、野球殿堂入りを果たし、これからも球界を引っ張る存在だと期待していました。心よりご冥福をお祈りします」