稲葉ジャパンの投手陣の中心は、クローザー候補のDeNA山崎康晃投手(25)だ。侍ジャパンがオーストラリア代表と対戦する強化試合(3月3日・ナゴヤドーム、4日・京セラドーム)に出場する一部メンバーが今日23日に発表される。

 各ポジションの中心選手がリストアップされる中で、救援陣では山崎康がメンバー入りする見通しであることが22日、分かった。

 山崎康は、オーバーエージとして出場した昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップでクローザーを務め、胴上げ投手になった。

 稲葉監督からの信頼も厚く、登板時の「ヤスアキジャンプ」は日本代表戦でも球場の一体感を生んだ。20年東京五輪のクローザー候補にも挙がり、侍ジャパンにとって欠かせない戦力として期待されている。

 先行発表されるメンバーは、4番候補のDeNA筒香、守備の名手広島菊池、ソフトバンク柳田、千賀らも選出されるとみられる。