全日本大学野球連盟などが主催する「冬季特別トレーニング東日本2018」の2日目が7日、川崎市内で行われ、昨秋の東京6大学リーグ戦で優勝した慶大の「センターライン」が参加した。

 左腕の高橋佑樹投手(2年=川越東)は巨人などで活躍した憧れの高橋尚成氏(42)に指導を受け、感激の面持ち。体が開く癖や、シンカーの投げ方などを聞いた。「実は、小さいころ巨人が好きで。(指導を受けている時は)緊張していたのもあり、テレビでずっと見ていたことは伝えられませんでした…」と苦笑いしたが「とても分かりやすかったです。秋はチームに迷惑をかけたので春はしっかり勝って優勝したい」と拳を握った。

 外野から二塁へコンバートし練習を積む柳町達外野手(2年=慶応)は「仁志さんに、自分の知らないことをいろいろ教えてもらえた。しっかり基礎を固めたい」と言った。2年連続で参加した郡司裕也捕手(2年=仙台育英)は元巨人の西山秀二氏(50)から指導を受けた。「去年教えていただいたことを練習に取り入れていますが、今年も刺激を受けました。現状維持は退化なので、高いレベルの練習をもっとやっていきたい」と誓った。