ヤクルトが苦手の阪神メッセンジャーを打ち崩せず、借金は3にふくらんだ。

 0-2の4回1死二塁、ウラディミール・バレンティン外野手(33)の適時二塁打で天敵から21イニングぶりに得点を奪うも、後が続かない。メッセンジャーに7回3安打1得点に抑え込まれた。

 メッセンジャーとは通算10勝19敗で昨季から3連敗となった。小川淳司監督は「メッセンジャーを打てなかったのもあるけど、あの(7回の)2点が痛かった。メッセンジャーは球も強くて制球もいい。足を使ったりして崩していかないといけないけど、できなかった」と言えば、石井琢朗打撃コーチは「きっちり投げられたのはあるかもしれないですが、だから打てませんじゃどうしようもない。次回、対策をしっかり考えたい」と厳しい表情だった。