阪神佐藤輝明内野手(27)がピンク色に染まる甲子園を今年も歓喜させる。8日から本拠地でDeNA3連戦。5月の第2日曜日にあたる10日は「母の日」だ。「佐藤×母の日=最強の相性」で知られる。

愛情たっぷりに育ててくれた母への感謝は忘れない。学生時代から贈り物も続けてきた。過去には「特別な日」と語っていた。感謝の気持ちはプレーに表れる。昨年は初回に右翼フェンス直撃の適時二塁打。1-0勝利の決勝点となった。23年は満塁弾&3ランの7打点と大爆発。甲子園に近い西宮市内で長男の活躍を見守る母の前で、成長した姿を見せた。母の日は通算4試合で15打数5安打、打率3割3分3厘、2本塁打、8打点と打ちまくっている。

昨年、プロ5年目で覚醒し、本塁打、打点ともぶっちぎって初タイトルを獲得。リーグ優勝に導き、MVPに輝いた。2冠で迎えた今年も堂々たる姿を見せている。いずれもリーグトップの打率3割8分5厘、9本塁打、29打点と三冠王へまっしぐら。進化が止まらない。

阪神は勝負の9連戦を5勝4敗で終え、前夜に名古屋から戻った野手陣はそれぞれの時間を過ごした。「頑張ります」と引き締まった表情で語った背番号8。この3連戦は「こどもまつり」として行われる。母の日と合わせ、佐藤にとっては燃える要素となる。今季のDeNA戦は2勝3敗で唯一負け越している相手。勝利に導く一打を今年も届ける。【柏原誠】

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