広島が1回に4点を先制した。

 1回2死一、二塁から松山竜平外野手(32)がソフトバンク先発中田の低めフォークをたたいて二遊間を破った。貴重な先制打となり「ランナーを何とか返したかった。チームに勢いをつけられたので、いい先制パンチになりました」と振り返った。

 なおも2死一、三塁からはサビエル・バティスタ外野手(26)が外寄りの甘い球を捉えてセンターバックスクリーン右へ突き刺した。「アウトコースを狙って、コンパクトなスイングができました。あごをしめて打つことができました」。9号3ランで、5月26日中日戦(マツダスタジアム)以来のスタメン起用の期待に応えた。