ヤクルトの2年目右腕、梅野雄吾投手(19)が、自身もびっくりのプロ初勝利を挙げた。

7回から4番手で登板し、ロペス、筒香、宮崎のクリーンアップを3者凡退に抑えた。先発カラシティーが4回1/3で降板し、2番手ハフが2/3無失点、3番手秋吉が1回無失点に抑えていた。

梅野は「まさか自分とはびっくりしました。放送で自分の名前を呼んでました」と試合後の場内アナウンスを聞くまで自分が勝ち投手とは知らなかった。

試合後は初のヒーローインタビューも体験。「素直にうれしいです。下で頑張ってきて、1日1日を大切にして、結果を残せるようになってきた。クリーンアップを3人で抑えられて良かった」と喜んだ。

DeNA筒香とは2日連続の対戦となり、前日24日はオール直球で空振り三振に切ると、この日は最速149キロの直球を主体に攻め、最後は133キロのチェンジアップで二ゴロに仕留めた。

小川監督は「自分の力ではい上がってきた。彼にとっては大きな自信になる」と期待した。

「7番三塁」で先発したルーキー宮本はプロ初打点を挙げるなど、フレッシュな選手の活躍で連敗を3で止めた。