今オフ、各球団が獲得した選手の一覧。(新人は除く、金額は推定)

(※は育成選手)


西武

内海哲也投手(36=前巨人)

FAで巨人に移籍した炭谷の人的補償。背番号27

ザック・ニール投手(30=前ドジャース)

右投げで、今季メジャーではドジャースで1試合に登板。勝ち負けはなく、防御率9・00。マイナーでは、ドジャース傘下、レッズ傘下の3Aでプレーし、計32試合、5勝4敗、防御率4・63。メジャー通算では、31試合、2勝4敗、防御率4・94

廖任磊投手(25=前巨人)

巨人を戦力外となり合同トライアウトを経て移籍

西武入団会見でユニホームを着用し笑顔で「L」ポーズをとる内海(撮影・浅見桂子)
西武入団会見でユニホームを着用し笑顔で「L」ポーズをとる内海(撮影・浅見桂子)

ソフトバンク



日本ハム

ジョニー・バーベイト投手(26=前タイガース)

1年契約で年俸7000万円。185センチ、104キロ、右投げ右打ち。今季は主にタイガース傘下のマイナーチーム3球団で先発4試合を含む計35試合に登板し、0勝3敗12セーブ。10年ドラフト6巡目で指名され、パドレスと契約。16年にヤンキースでメジャーデビューした。メジャー通算成績は、全て中継ぎで44試合に登板し1勝3敗、防御率6・14

金子弌大投手(35=前オリックス)

オリックスを自由契約となり12月4日に日本ハムと契約合意。1億5000万円プラス出来高払い、登録名を「金子千尋」から「金子弌大」に変更。背番号19

王柏融外野手(25=前台湾ラミゴ)

11月20日にポスティングの優先交渉権を獲得。7日に契約合意。台湾史上最強打者との呼び声も高く昨季まで2年連続打率4割以上をマークするなど「台湾の大王」と呼ばれ、台湾リーグでは4年間で通算378試合出場で1484打数573安打で打率3割8分6厘、86本塁打、319打点を記録

秋吉亮投手(29=前ヤクルト)

ヤクルトから2対2の交換トレードで獲得

谷内亮太内野手(27=前ヤクルト)

ヤクルトから2対2の交換トレードで獲得

ジャスティン・ハンコック投手(28=前カブス)

1年契約で年俸7000万円。背番号は未定。193センチの長身右腕で最速158キロの直球とスライダーが武器。11年ドラフト9巡目指名でパドレスと契約。17年途中でカブスへ移籍し、今季メジャーデビュー。メジャー通算成績は10試合登板、0勝0敗、防御率1・46。中継ぎとして起用される見通し

日本ハムの入団会見で背番号19を披露する金子。右は栗山監督(撮影・黒川智章)
日本ハムの入団会見で背番号19を披露する金子。右は栗山監督(撮影・黒川智章)

オリックス

タイラー・エップラー投手(26=前パイレーツ傘下3A)

背番号42。14年にパイレーツにドラフト6巡目で入団した196センチ右腕。メジャーでの登板経験はないものの、昨季はパ軍傘下3Aインディアンスで28試合に登板し25試合に先発。13勝6敗で防御率3・59と安定感をみせた

竹安大知投手(24=前阪神)

西勇輝投手のFA人的補償

ジョーイ・メネセス内野手(26=前フィリーズ傘下3A)

メキシコ出身。今季の3AのインターナショナルリーグでMVP。メジャー経験こそないが、今季の同リーグでは23本塁打、82打点で2冠王に。打率も3割1分1厘と安定した数字。ポジションは一塁と右翼を想定。単年契約で推定年俸は契約金を含め1億1000万円。背番号33。192センチ、99キロ。右投げ右打ち


ロッテ

ブランドン・レアード内野手(31=前日本ハム)

1年契約で推定年俸110万ドル(約1億2100万円)。背番号54。NPB通算4年で打率2割4分、131本塁打、349打点をマーク。16年には本塁打王のタイトルを獲得しており、昨季12球団ワーストの78本塁打だったチーム待望の長距離砲

ブランドン・マン投手(34=前レンジャーズ)

02年ドラフト27巡目でデビルレイズに入団。11、12年は横浜、DeNAでプレーし、日本通算28試合で3勝9敗、防御率4・27。昨季は自身初のメジャー登板を果たし、7試合に登板。勝ち負けは付かず防御率5・40だった。背番号85

ジョシュ・レイビン投手(30=前ブレーブス)

抑え候補として期待される右腕で、平均156キロの直球とシンカー、スライダー、チェンジアップが武器。推定年俸80万ドル(約8800万円)で背番号は未定

細川亨捕手(38=前楽天)

1年契約で年俸1500万円

ケニス・バルガス内野手(28=前ツインズ傘下3A)

1年契約で年俸は推定150万ドル(約1億6500万円)。プエルトリコ出身。大リーグ4年で35発、今季は3Aで21発を放った196センチ、133キロの大型スイッチヒッター


楽天

浅村栄斗内野手(28=前西武)

西武からFA宣言。4年総額20億円以上。背番号3

橋本到外野手(28=前巨人)

巨人から金銭トレードで獲得。背番号49

由規投手(28=前ヤクルト)

ヤクルトを戦力外。育成契約、背番号123

福井優也投手(30=前広島)

菊池保則投手と交換トレードで獲得

アラン・ブセニッツ投手(28=前ツインズ)

17年にツインズでメジャー初昇格を果たした右腕で、同年は28試合に登板し1勝1敗、防御率1・99。今季は救援として23試合に登板し4勝1敗、防御率7・82だった。石井GMは「抑え候補としてリストアップしていた選手」とコメント

ジャバリ・ブラッシュ外野手(29=前エンゼルス)

1年契約で年俸は1億2000万円。今季24試合に出場。本塁打0だったが、マイナーでは9年間通算で768試合に出場し169本塁打、500打点、2割6分6厘の4番候補。石井GMは「楽天生命パーク宮城の観覧車に当てるぐらいの豪快なバッティングで、最長飛距離のモニュメントを建ててほしいですね」と期待

楽天への入団会見で背番号「3」を披露する浅村(撮影・足立雅史)
楽天への入団会見で背番号「3」を披露する浅村(撮影・足立雅史)
楽天生命パークでポーズをとる由規(撮影・栗田尚樹)
楽天生命パークでポーズをとる由規(撮影・栗田尚樹)

広島

長野久義外野手(34=前巨人)

丸のFA人的補償で獲得

菊池保則投手(29=前楽天)

福井優也投手との交換トレードで獲得

カイル・レグナルト投手(29=メッツ傘下3A)

188センチ、103キロの左腕。背番号58。契約金12万5000ドル(約1380万円)年俸40万ドル(約4400万円)プラス出来高払い。今季は3Aで48試合に登板し、4勝1敗3セーブ、防御率4・77。主に中継ぎだったが、球団は先発として期待

ケーシー・ローレンス投手(米マリナーズ=31)

先発も中継ぎもこなすタイプで、決め球のチェンジアップが左打者に有効。エンゼルス大谷と対戦歴があり、3打数無安打に抑えた


ヤクルト

五十嵐亮太投手(39=前ソフトバンク)

ソフトバンクを自由契約

アルバート・スアレス投手(29=前ダイヤモンドバックス傘下3A)

ソフトバンクのロベルト・スアレス投手(27)の兄。先発候補として期待され、1年契約の年俸は4950万円。190センチ、106キロの体格で、メジャー通算40試合で3勝8敗

スコット・マクガフ投手(29=前ロッキーズ傘下3A)

最速158キロ右腕で中継ぎに入る予定。1年契約で、年俸5500万円。昨季はロッキーズ傘下3Aで主に中継ぎを務め、43試合に登板し防御率5・55。MLBでは、15年に6試合に登板

高梨裕稔投手(27=前日本ハム)

日本ハムから2対2の交換トレードで獲得

太田賢吾内野手(21=前日本ハム)

日本ハムから2対2の交換トレードで獲得

寺原隼人投手(35=前ソフトバンク)

ソフトバンクを戦力外。1年契約で年俸2200万円

アルバート・スアレス投手(29=前ダイヤモンドバックス3A)

ベネズエラ出身の右腕で、ソフトバンクのロベルト・スアレス投手の兄。先発として期待される。大リーグでは通算2年間で40試合に登板し3勝8敗、防御率4・51

入団会見でユニホームを着て、記念撮影する太田(左)と高梨(撮影・狩俣裕三)
入団会見でユニホームを着て、記念撮影する太田(左)と高梨(撮影・狩俣裕三)

巨人

ライアン・クック投手(31=マリナーズFA)

1年契約で推定年俸は130万ドル(約1億4300万円)。背番号は高橋前監督の24。150キロ超の救援右腕。切れ味鋭いスライダーにチェンジアップとツーシームを備える。11年にメジャーデビューし、12年のアスレチックス時代にはセットアッパーとクローザーとして71試合で6勝2敗14セーブ21ホールドで防御率2・09をマーク。同年4月のオリオールズ戦で史上61人目の1イニング4奪三振も記録し、球宴出場も果たした。16年に右肘の靱帯(じんたい)再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、昨年まで2年連続でメジャー登板から遠ざかったが、今季はマリナーズで19試合2勝1敗、防御率5・29と復活への足掛かりをつくった

岩隈久志投手(37=前マリナーズ)

日米通算170勝。1年契約で年俸5000万円。背番号21

丸佳浩外野手(29=前広島)

FAで獲得。5年総額25億5000万円、年俸4億5000万円。背番号8

炭谷銀仁朗捕手(31=前西武)

FAで獲得。3年総額6億円か。背番号27

中島宏之内野手(36=前オリックス)

オリックスを自由契約に。1年契約で年俸1億5000万円。背番号5、ゲレーロは44に変更

クリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27=前パドレス)

1年契約、年俸総額2億2000万円。背番号は33。今季メジャー110試合で2割3分6厘、20本塁打、46打点。右投げ右打ち

山下亜文投手(22=前ソフトバンク育成)

合同トライアウトを経て育成契約。171センチの左腕。2軍通算成績は3試合0勝0敗0セーブ、防御率は7・71

イスラエル・モタ外野手(22=元ナショナルズ傘下マイナー)

育成契約。年俸2万ドル(約220万円)。背番号014。右打ち。188センチの長距離砲タイプ。ドミニカ共和国出身

レイミン・ラモス投手(22=レイズ傘下マイナー)

育成契約。年俸2万ドル(約220万円)。背番号025。150キロ前後の直球を誇る救援右腕。ドミニカ共和国出身

巨人入団会見で丸(右)は背番号8のユニホームを着て笑顔を見せる。左は原監督(撮影・山崎安昭)
巨人入団会見で丸(右)は背番号8のユニホームを着て笑顔を見せる。左は原監督(撮影・山崎安昭)
巨人の入団会見で炭谷(左)は背番号27のユニホームを着て原監督と記念撮影(撮影・山崎安昭)
巨人の入団会見で炭谷(左)は背番号27のユニホームを着て原監督と記念撮影(撮影・山崎安昭)

DeNA

中井大介内野手(28=前巨人)

巨人を戦力外。合同トライアウトを経て移籍

古村徹投手(25=前BC富山)

11年ドラフト8位でDeNAに入団したが3年間で1軍登板がなく戦力外となり、四国IL愛媛、BC富山でプレー。9月の入団テストを受けて14年以来の復帰

入団会見でガッツポーズする中井(撮影・栗田成芳)
入団会見でガッツポーズする中井(撮影・栗田成芳)

中日

エンリー・ロメロ投手(27)

190センチ、103キロ。メジャーではナショナルズ、パイレーツ、ロイヤルズに所属、通算4勝6敗、防御率5・12。17年にはWBCドミニカ共和国代表選手にも選ばれた。1年契約で年俸5000万円。背番号70


阪神

ジェフリー・マルテ内野手(27=前エンゼルス)

1年契約、背番号31

オネルキ・ガルシア投手(29=前中日)

1年契約で年俸1億6500万円

西勇輝投手(27=前オリックス)

FAで獲得。背番号16

ピアース・ジョンソン投手(27=前ジャイアンツ)

単年契約で年俸80万ドル(約8800万円)。セットアッパーとして期待。188センチの長身から150キロ超の直球を投げ込む本格派右腕。変化球もカーブ、スライダー、シンカーなど豊富だ。17年には3Aで43試合に救援登板し、54回1/3 で74奪三振。今季はジャイアンツでメジャー37試合に登板し、3勝2敗、防御率5・56

18年12月14日、オリックスから阪神へ移籍し、入団会見をする西勇輝
18年12月14日、オリックスから阪神へ移籍し、入団会見をする西勇輝