中日からドラフト6位指名された大商大・滝野要外野手(22)が、チャンピオンの筋トレ法を伝授された。ボクシング元世界王者の高山勝成(35=名古屋産大)が2日、プロ入りする滝野と楽天ドラフト2位の太田光捕手(22)の2人を激励しに、奈良・香芝市内の大商大グラウンドを訪れた。もともと大商大・富山陽一監督(54)をはじめ、硬式野球部と交流があったのが縁。高山は現役プロからアマチュアに戻った初の選手として、東京五輪を目指しており「俺もオリンピックを目指して頑張るから、みんなも頑張って」と激励したという。

プロ入りに向け「トレーニングが足りていないので、とても大事だと思う」と意気込む滝野はこの日、高山からトレーニング法を伝授された。主に腹筋の鍛え方を教わり「ボディーブローが大事」とボクシングになぞらえて、腹部の重要性を教えられた。

「走ったりはしていましたが、一流のチャンピオンが取り組んでいるトレーニングを教えていただいて、よりやらないといけないと思いました」と滝野。プロの世界でも通用するチャンピオンボディーを完成させる。