2試合ぶりにスタメン出場した日本ハム清宮幸太郎内野手(20)が3回2死一、二塁の場面で右前適時打を放った。

ヤクルト小川の初球、内角高めへの142キロのカットボールを積極的に振り抜いた。「前の打席で凡退していたので、何としても打って点を取りたいと思っていました」。初回2死一、二塁の場面では左邪飛に倒れていたが、次の好機で意地を見せた。

二塁走者・中田の巧みなスライディングにも助けられた。打球速度が速く、右翼の雄平からは本塁へノーバウンド送球。思い切って本塁へ突入したが、タイミングは完全にアウトだった。その中で、中田はタッチをかいくぐるように体を寝かせるように避けながら、右足を伸ばして生還。ヤクルト小川監督からリクエストが要求されたが、判定は変わらなかった。