日本ハムの2軍本拠地・千葉・鎌ケ谷で活動中の“生身のゆるキャラ”「DJチャス。」が、ついに鎌ケ谷の“ナンバーワン”になった。

自己申告によると、5月の個人グッズの売り上げが、清宮幸太郎内野手や吉田輝星投手ら人気の若手選手を差し置いて、トップだったという。「約25万円の収益を上げて、令和初のナンバーワンを獲得だ。『DJチャス。デー』が効いたよ」とご満悦。5月唯一の週末開催が自身の冠イベントで、自身のグッズを半額で売り出すなど、なりふり構わない戦略と、日程的な運を味方に付けて、ナンバーワンとなったようだ。

「ナンバーワンといえば、今年のドラフト1位が、ついに1軍デビューするな。札幌ドームで行われる12日広島戦での吉田輝星の投球が、楽しみだよ。昨日から甲子園に行っちゃったな…14年前を思い出すな」

「DJチャス。」は14年前の05年、1軍広報としてチームに同行していた。「05年6月10日だったかな。入団1年目だったダルビッシュが、初めて1軍合流したんだ。チームは交流戦の阪神戦のため甲子園。当時、広報だったオレは一緒に新幹線で向かったんだ。その後、札幌ドームでの広島3連戦での2戦目で、ダルは初登板初勝利。すごかったな。懐かしいな。偶然だけど、今回の吉田輝も同じ日程だな…これは『ダルルート』。吉兆だな。思い切り、楽しみながら、頑張れ!」。鎌ケ谷のナンバーワンは、今日も紫衣装で球場を盛り上げながら、ドラ1右腕へエールを送っていた。