阪神が今日22日の夏の甲子園決勝も「奥川シフト」を敷く。谷本球団副社長兼球団本部長が21日、決勝戦を視察する方針を明言。「楽しみなカード」と心待ちにした。

今大会NO・1評価の呼び声高い星稜(石川)の奥川恭伸投手(3年)を今秋ドラフトの上位候補に位置づけており、編成部門を束ねるトップ自らが現状把握に努める。12日のスカウト会議後も畑山統括スカウトが「この舞台に出てきたのは、付加価値としては大きい」と高評価していた。同副社長は26日のU18ベースボールワールドカップ高校日本代表の壮行試合大学代表戦(神宮)も訪れる。奥川もメンバー入りしており、マウンドさばきに注目する。