楽天の倉敷秋季キャンプ第1クール2日目の31日、若手野手陣が同市内の宿舎中庭で夜間練習を行った。

夕食後の午後8時から開始。午前8時30分からのアーリーワークに参加した内田、和田をはじめ、オコエ、辰己ら14人の選手がコーチ6人の指導の下、約1時間スイング練習を行った。洋風な作りの中庭に3枚の畳が敷かれ、はだしで素振りができるスペースも設けられた。

ドラフト6位で入団1年目の今季77試合に出場した渡辺佳は、明大時代にも夜間練習は経験済みだが、畳の上ではだしでの素振りは人生で初めて。「靴を履いている時より地面をつかむ感覚がわいてきて、いい練習になりました。昼間はじっくりとコーチと意見を交わすことができないので、貴重な時間となりました」と振り返った。