36盗塁でタイトルを獲得した阪神近本光司外野手が、さらなる技術向上を目指して特別練習に取り組んだ。ユニホームのズボンの上に、腰から足首まですっぽり覆うスライディングパンツを装着。サブグラウンドの外野フェンス付近にベースを置き、トップスピードで滑り込む練習だ。最後は、筒井コーチとスライディングの動画もチェックした。

トップスピードを保ったままベースに到達することが練習の狙い。筒井コーチは「盗塁王を取りましたが、向上心がすごい。トップスピードでスライディングできれば今季の盗塁も5個くらい違っていたと。だから、その技術を高めて行く狙いです」と説明。近本は「(あの練習が)正解かどうかわからないですけど、できるだけ考えてやります」と来季は40、50個とさらなる大台を目指していく。