中日の今季開幕投手を務める大野雄大投手(31)が先発した。今季オープン戦初登板した同投手は、3回を投げ、打者15人に5安打3失点で降板した。初回は先頭神里から2連打を浴び、内野ゴロ、内野安打で2失点。2回も味方の失策から無死一、二塁のピンチを背負い、2死三塁から神里に適時打を許した。

降板後、大野雄は「3イニングをしっかり投げられた。右打者の内側に直球とスライダーのコンビネーションでしっかり投げられるかを試した。いい球も多くファウルも取れた。次戦では左打者へ厳しく投げられるかをテーマにしたい」と話した。

同投手は昨季25試合に登板9勝8敗、防御率2・58。9月14日の阪神戦では史上81人目のノーヒットノーランを達成し、初タイトルの最優秀防御率にも輝いた。シーズン後は、侍ジャパンの一員としてプレミア12に出場し、優勝に貢献。今月中旬に、与田監督から開幕投手に指名された。