開幕ローテーション入りを狙う巨人高橋優貴投手が4回1安打無失点の投球も内容を猛省した。

「今日が一番納得できなかった。反省する点の方が多い」。4回から登板すると140キロ台中盤の直球で押したが、7回には球速が130キロ台中盤まで落ちた。反省から試合後は走って宿舎まで戻った。

回を重ねるごとに勢いを失った2年目左腕に対し、原監督は「あれでは先発ピッチャーではなくリリーフの方が似合っている。宮崎でも『何球投げたの?』って聞いたら100球を1回しか投げていないって。本人にリリーフやりたいのか問いたいね」。宮本投手チーフコーチも「彼にはおきゅうを据えたい。喝(かつ)を入れますよ。来週は強制的に投げ込みさせます」と厳しい声があがった。