巨人原辰徳監督が、31日に行われる2軍のヤクルトとの練習試合(ジャイアンツ球場)で1軍首脳陣が指揮を執るプランを掲げた。

2軍スタッフは休養日とし、監督は元木ヘッドコーチが務め、原監督はネット裏から視察する。

斬新なアイデアには、明確なビジョンと狙いが隠される。同戦には1軍から北村、石川、松原ら若手が出場予定。

バッテリーも1軍選手が出場する見込みで、ベンチから状態を確認する。2軍選手の特徴や能力を把握することも可能。

2軍の選手は、1軍の野球を肌で感じる機会にもなる。

開幕の再延期をサバイバル期間とする。若手が2軍に合流する一方、4月4日までは野手では坂本、丸、岡本ら主力、ベテランは個人調整期間に設定された。再集合時の1、2軍入れ替えについて、原監督は「あるでしょう」と明言。「我々は2軍、3軍の選手を見られる機会がある」とアピールを求めた。