オリックス吉田正尚外野手(26)は開幕に向けて仕切り直す。22日は大阪・舞洲の球団施設で自主練習。キャッチボールや守備練習のほか、室内練習場での打撃練習など精力的に動いた。

「当初はスタートも早いと思っていたので、しっかり体を作ってアピールしながら五輪に向けて、というところ。五輪も延期になりましたし、レギュラーシーズンもいつ開幕するかは分からないですが、いいパフォーマンスができるように日々過ごしていきたい」

本来は3月20日の開幕に照準を合わせ、7月から始まる東京五輪出場が目標になるはずだった。オフの自主トレも04年アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリスト室伏広治氏に師事し、万全の肉体に仕上げてきた。だが、想定外の新型コロナウイルスの感染拡大で延期。五輪は1年先延ばしの事態になってしまった。それでも、吉田正は前を向く。

「まだ開幕は決まっていませんが、やれる範囲で時間を無駄にすることなく、少しでもレベルアップできればと考えています」

筋力トレーニングの負荷もシーズン中よりも強度を上げ、自らを追い込んでいるという。自宅にいる時間について「あまり趣味もないのでテレビを見たり、家の周りで犬の散歩をするくらい」と明かす。昨季自己最多の29本塁打を放った大砲はファンに呼びかける。

「苦しい日々が続きますが、きっと、いい状態が来てくれると信じて僕たち選手も頑張っていますので、ファンの皆さんも球場で応援できる日が来ることを信じて、ともに頑張っていきましょう」

チームの主力として、本番に向けてキバを研ぐ。