日本野球機構の理事会と12球団による実行委員会が7日に行われ、今秋のドラフト会議(10月26日)を新様式のリモートで開催することが決まった。09年から観覧希望者のファンが会場入りして一喜一憂する場面が風物詩だったが、今年は感染拡大防止のため無観客で行われる。これまでは12球団のフロント、監督ら関係者が一堂に会して各テーブルに着いたが、球団ごとに個室を用意。ドラフト1位が重複指名になった場合、代表者が別の会場に出向いて抽選に臨む。2巡目以降は各部屋で指名し、中継映像、カメラ、モニターを見ながら進められる。

タイトル獲得などの年間表彰式にあたる「NPB AWARDS 2020」は正力賞、沢村賞、リーグMVP、新人王が会場で表彰され、それ以外はビデオ表彰が検討されている。