阪神の新外国人ラウル・アルカンタラ投手(28=韓国・斗山)が先発し、5回、83球、3安打無失点と好投した。最速は152キロだった。

立ち上がりは高めに球が浮き、1回は2安打を許した。2回からは角度ある直球にスプリット、ツーシーム、スライダーなどを駆使し、ここからソフトバンク打線を3イニング連続3人ずつで片付けた。5回は安打と2四球で2死満塁のピンチを背負ったが、川瀬から150キロの直球で空振り三振を奪って切り抜けた。

これが来日3試合目の実戦。前回の1日2軍広島戦は5回1安打無失点。中5日のこの日は1軍での先発を見据え、打席にも立ち、中飛と四球だった。