由伸さん負けませんよ!11日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)に先発予定のオリックス宮城大弥投手(19)が、球宴前の10勝到達を狙う。

球宴にファン投票で選出された19歳左腕は「いつも通り。内容にこだわっていけたらと思います」と平常心を保つ。ソフトバンクとの対戦はプロで初めてで「流れがあるチーム。1人1人に気をつけて、今まで通りの投球ができたら」と力を込めた。

9日ソフトバンク戦では、山本が7回無失点で今季9勝目をマークした。「ピッチャーとして、全てがお手本となる人。自分もお手本にしたい」。防御率の数字を抜くと「しゃべらない」と言われている先輩に対し、尊敬の言葉を並べた。

今季ここまで9勝1敗、防御率1・96の好成績を残していても「高山投手コーチから『先輩に鼻を折ってもらえ』と。鼻どころか…。(胸に手を当て)こっちが…。(先輩たちは)あまり、気を使ってくれない…感じ」と周囲の“塩対応”に鍛えられている。

登板前日の最終調整でも、平常運転。この日は先輩左腕の山田を、ストレッチで使用する棒で突き「(山崎)サチヤさんが『やれ』と言ったら、やるしかないので…。先輩の命令は絶対です」と明かした。

報道陣から「バロメーターとなるポイントは?」と質問が飛ぶと「バロメーターって何ですか?」と、真顔で逆質問。言葉を理解し「(調子の基準は)スライダー、カーブのどっちかだと思います」と照れながら答えた。衝撃の五厘刈りから、ちょうど1カ月。伸びつつある髪とともに、19歳左腕は成長する。【真柴健】