DeNA牧秀悟内野手が、球団新人史上3人目となるシーズン100安打に到達した。1点リードの8回2死、巨人デラロサの初球を中前打。58年近藤和彦(シーズン113本)、59年桑田武(同117本)に次ぐ62年ぶり3人目の新人の大台到達に「ひとつの節目として達成できたことはうれしく思います。残り少ないシーズンも数を重ねていけるよう頑張ります」と喜んだ。

チームはこの日、手痛い引き分けに終わったが、いぶし銀ルーキーがしぶとさを発揮。三浦監督も「課題もありますけど、よくやってくれています。試合に出ながら成長していってくれています」と評価した。100安打到達はセ・リーグでは19年阪神近本光司(同159本)以来。同じ1年目の阪神佐藤輝は試合前時点で95安打で上回る。8月25日阪神戦で新人史上初のサイクル安打を達成するなど、次々と快挙を達成してきた牧が、またもや球団史に名を刻んだ。