ドラフト候補に挙がる最速153キロ右腕、セガサミー・横山楓投手(23=国学院大)が復調気配を見せた。0-3の3回2死一、二塁で登板。最初の打者に死球を与えるも、次打者を144キロで三邪飛に仕留め、ピンチを脱した。ただ、3イニング目の5回に連打と犠打、内野ゴロで1点を失った。計2回2/3、3安打1失点だった。
「1歩1歩だと思います。今日は吹っ切れて投げられました」。2次予選ここまでの2登板は、自慢の直球が走らず、さらに四死球を重ねた。前回登板後、体が突っ込んでいることを自覚。原因は分かったが、投球フォームの修正は「間に合わない」と判断した。「力を入れても直球が走らないなら、変化球を使っていこう。7割の力で」と割り切った。4回2死からは、フォークで空振り三振。力感は減ったが、制球がまとまった。
本来のスタイルを変えたのは、目の前の勝利に貢献するためだ。最少失点で終えたが、試合は敗戦。第3代表決定戦に回る。くしくも、その日は10月11日、ドラフト会議の日だ。「今できることをやりました」と言った。都市対抗出場とプロ入りと。運命の日が迫る。



