阪神ジェリー・サンズ外野手(34)が16日、みやざきフェニックス・リーグのヤクルト戦(西都)で2ランを含む3安打6打点の活躍で1軍復帰を猛アピールした。

4番左翼で出場。0-2の初回1死二、三塁で、中堅へ同点適時打を放つと、2回2死一塁では木沢のカーブを左翼スタンドへ運んだ。3回の第3打席は四球を選び、5回無死満塁の好機は左翼へ2点適時打。全4打席出塁し、チームも計5本塁打、26安打で大量27得点を奪って圧勝した。サンズは今月2日に出場選手登録を抹消。今季初の2軍調整となっていたが、持ち前の打棒が戻ってきた。

 

▼阪神の1軍公式戦での最多得点は22点で、10年8月25日広島戦(京セラドーム大阪)で記録した。城島2ラン、金本満塁、浅井2ラン、鳥谷3ラン、桧山3ランと、すべて有走者の場面で5本塁打が乱れ飛んだ。プロ野球最多は32点で、阪急(現オリックス)が1リーグ時代の40年4月6日南海(現ソフトバンク)で記録。

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