阪神中野拓夢内野手(25)がシーズン123安打に積み上げ、球団新人安打記録で6位に浮上した。

4回に1点を追加した直後、2死一、二塁で2番手石山のフォークをとらえ、右前適時打を放った。「(島田)海吏さんがいい打撃を見せてくれたので、それに続いて打つことができました。追加点を取ることができてよかったです」。猛打賞で、50年徳網茂の122安打を抜いた。

1回無死一塁でエンドランの左前打で好機を広げ、近本の先制3ランをお膳立てした。3回は先頭でしぶく右前に運んでいた。この日を終えれば残り5試合。同1位の19年近本159安打には及ばないが、同5位は01年赤星憲広の128安打で、どこまで伸ばせるか注目される。

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