阪神が16安打11得点で首位ヤクルトに大勝した。本拠地甲子園での胴上げを阻止し、逆転Vに望みをつないだ。投手陣も完封リレーを決め、投打で圧倒した。

1回に近本が今季10号3ランを放って先制し、先発青柳が7回3安打無失点と好投した。島田もプロ初の猛打賞となる4安打の大暴れ。お立ち台に上がった島田は「昨日、大事な場面で(佐藤)輝の代打で、うまくバントを決められなかった。見返すチャンスだと自分で思った。やってやろうとしか思っていなかった。派手な打撃はできない。泥臭いヒットが持ち味」と話した。単独トップの13勝目を挙げた青柳も壇上で「負けていい試合は1試合もない。優勝するために絶対に勝たないといけない。(13勝は)シーズン前から目標で、監督にも『13勝する』と言っていた。やっと目標を達成できた」と声を張り上げた。

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