2位阪神が、本拠地甲子園で投手指名練習を行った。秋山拓巳投手(30)伊藤将司投手(25)青柳晃洋投手(27)が参加。キャッチボールやノックなどでそれぞれ汗を流した。

阪神は17日からの甲子園での5連戦を、3勝1敗1分けで乗り切った。とりわけ18日からの4試合は計2失点。いずれも先発が7回以上を投げ無失点と奮闘した。

23日からはマツダスタジアムで広島2連戦。26日は甲子園に戻り、今季最終ゲームとなる中日戦。負けられない残り3試合でも変わらず先発陣に期待がかかる。命運を託された3投手は黙々と調整に励んだ。

前日21日の中日戦(甲子園)に先発し、完封目前の9回に1度はマウンドに上がりながらも降板した高橋遥人投手(25)は左肘の違和感とみられ、この日グラウンドに姿を見せなかった。通常、登板翌日はキャッチボールやランニングなどで軽めの調整を行うことが多い。

矢野燿大監督(52)は同戦後「(9回は)いけなくはなかったが、ちょっと違和感があるんで、無理をさせないでおこうかと」と説明していた。