21日の中日戦で右足を負傷し途中交代した阪神近本光司外野手(26)が、広島戦の試合前練習に姿を見せた。

ただ、全体でのアップには参加せず、個別で軽いランニングなどを行った。その後はキャッチボール、ティー打撃で約9分間打ち込んだ。その間、矢野監督から話しかけられるシーンもあった。

続けてフリー打撃も行った。矢野監督、井上ヘッドコーチ、北川打撃コーチが見守る中、23スイング。この日は通常なら行う、中堅守備位置でのフリー打撃の打球の捕球やノックなど、守備練習は行わなかった。

近本は21日の中日戦(甲子園)で、初回の第1打席で一塁を駆け抜けた際、右ハムストリング(太もも裏)に強い張りを感じたため、直後の守備から交代。試合中に西宮市内の病院で検査を受けていた。