ソフトバンクは完敗で、今季の4位が確定。13年以来8年ぶりのBクラスで、5年連続日本一への道が完全に閉ざされた。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。
-4位が確定
工藤監督 もう、これはね、監督であるぼくの力不足というところだと思います。選手は一生懸命やってくれたと思うので。その中で、十分な力を発揮させてあげられなかったという思いが強いです。
-今季を振り返って
工藤監督 コロナがあったり、五輪があった年ではありましたけど、けが人が出るのも、コロナの関係で離脱してしまうのも、どこの球団の選手でも同じなのでね。その中でどうやって勝っていくかを考えるのがぼくの仕事だと思うし。その力が足りなかったというふうに、自分自身では見ています。
-計算外の部分はあった
工藤監督 けが人が出れば計算外にはなるんですけど、そういうところでしっかりとバックアップできる選手を作らなかったり、若い人たちを試合に少しでも出して、力を付けてあげたり、そういうこともできなかった。やっぱりぼくの思慮もうちょっと、しっかりしてね、指示を出していればできたところもたくさんあるかなという風には思っています。
-選手には試合後に何か話す
工藤監督 これから考えます。まだ2試合あるのでね。ファンのみなさんが見に来てくれる以上、プロ野球の選手としてしっかり戦わないといけない。順位が確定したからといって、残っているゲームをいいかげんにというのは絶対にやってはいけないことだと思うので。残り2試合しっかりと、ホークスらしい全力プレーする姿をファンの方に見てもらって、また来年以降も応援してもらえるように、つなげていかなきゃいけないなと思います。
-今日は失策で先制点を与えた
工藤監督 エラーをするなと言うのは違うのかなと思います。エラーが出たとしても投手が頑張る。エラーしたら次の打席でしっかり頑張る、取り戻すとかね。そうやってチームはなっていかないといけないと思うのでね。エラーした人を責めるのではなくて、そういうときこそチームがしっかりしなくてはいけないと思いますので。エラーは誰にでもありますよ。ぼくもやりました。ここというところで。なので、そういうのをきっかけに成長してほしいなと思いますよ。
-選手には残り2試合でいい姿を見せてほしい
工藤監督 野球にエラーはつきものですし、四球もつきものと言われますけど、だからこそ練習することに価値があったり、意味があったり。それをすることで自信を付けて、試合でいいプレーにつながると思うので。それをつなげてつなげてね、チームとしてしっかりと、ファンのみなさんに喜んでもらえる勝利をプレゼントすることがぼくらの仕事だと思うので。そうつながるように頑張ってほしいなと思います。