シーズン残り4試合で優勝マジックを3としているロッテが、レオネス・マーティン外野手(33)の豪快弾で先制した。

1回2死無走者の場面で千賀滉大投手(28)の154キロ直球を右翼席上段まで運ぶ27号ソロを放った。「打ったのはストレート。しっかり捉えることができたし、久しぶりの感触だったよ。とにかくチームの勝利に貢献したい。それだけだよ」と、6日西武戦以来のアーチを振り返った。。千賀の被本塁打は3日オリックス戦(京セラドーム大阪)で杉本裕太郎外野手(30)に浴びたソロ本塁打に続いて、今季2本目となった。

貴重な先制点を奪ったが、直後の2回は失策を起点に逆転を許した。1死から中村晃外野手(31)の遊ゴロをアデイニー・エチェバリア内野手(31)が一塁へ悪送球(記録は失策)。ここからロッテ先発の美馬学投手(35)が崩れ、6安打1犠飛を許して6点を失い、打者一巡されたところでKOされた。美馬は今季最短の1回2/3、6安打7失点(自責0)。2番手で登板した岩下大輝投手(25)も適時打を浴び、この回は大量7失点。序盤に6点を追う、思わぬ展開となった。