阪神佐藤輝明内野手(22)がみやざきフェニックス・リーグに合流し、内容のある無安打にポジティブ発言を連発した。ヤクルト戦に「4番右翼」でフル出場し、4打席無安打。それでも「結果は出るに越したことはないんですけど、その中でも良い部分はあった。そういうところはプラスに考えていきたい」と明るい表情だった。

3回2死では先発木沢の内角カットボールを芯で捉えた。強烈な打球が一、二塁間へ飛んだが、二塁手奥村がダイビングキャッチ。惜しくも二ゴロに倒れた。6回無死一塁では再び木沢の直球を二遊間へはじき返した。安打性の当たりだったが、これも奥村の逆シングルに阻まれた。内容のある無安打に「焦ってるとかはないです。良いところも悪いところも考えながらやっていきたい。(考える内容は)企業秘密です」と笑った。試合前練習では29スイングで4本の柵越え。フェンス際の飛球も多く、表情からも打球からも状態アップをうかがわせた。

フェニックスリーグは残り2試合。「良い調整をしてクライマックス(シリーズ)に臨みたい。しっかり自分の実力を出せるように考えながら(2試合を)やりたい」とビジョンを立てた。11月6日からのCSファーストステージへ向け、佐藤輝が宮崎で充実の汗を流している。【前山慎治】