右太もも裏を痛めていた阪神近本光司外野手(26)が、3日の練習試合・三菱自動車倉敷オーシャンズ戦(甲子園)で実戦復帰する見込みとなった。

矢野監督は「近本が大丈夫ということであれば、外す理由は何もない」と明言。21日の中日戦で負傷し、ラスト3試合を欠場してCSが危ぶまれたが、13日ぶりの実戦に待望のGOサインが出た。

前日10月31日に甲子園で行われたシート打撃では、青柳に空振り三振、守屋に二ゴロに倒れたが、一塁へ駆け抜けるなど回復をアピールした。井上ヘッドコーチも「休み明けの3日からはもう1段階、上げさせる」とし、「あいつも賢いやつなので、こっちが言わなくてもクライマックスに合わせることはできると思う」と信頼。3日から3試合予定される練習試合で、最後の仕上げに取りかかる。

この日のヤクルト-広島25回戦で、今季のセ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了。復帰の前祝い? としてプロ3年目で初の最多安打(178安打)のタイトルが確定した。球団では13年マートン以来、同日本人では93年和田豊以来、28年ぶりの快挙だ。

「純粋にうれしく思います。特にシーズン序盤は打つことができず、チームに迷惑を掛けてしまいましたが、そのあとは何とか貢献することができたのかなと思います」と喜んだ。「クライマックス、日本シリーズで勝利につながるヒットを1本でも多く打てるように頑張りたい」。1年間チームの先頭に立ってきたヒットマンが、まずはG倒を導く意気込みだ。【中野椋】