阪神藤浪が1回をピシャリと抑え、CSメンバー入りへ猛アピールした。4-2の9回に登板。先頭の渕上を低めの156キロで芯を外し、二塁ハーフライナー。続く鳥井は外角のスライダーで空振り三振。2死から牛尾を154キロの内角高めで連続三振を奪った。「自分の感覚としても悪くなかった」。最速157キロにまずまずの手応えを感じた。矢野監督も「しっかりと伸び伸びと投げられていた。いいんじゃない? 良かったと思っている」と評価した。

今季は開幕投手に抜てきされ、先発の柱として期待されたが結果を残せず中継ぎに配置転換。9月9日の登板時に、1回1/3を3四球2失点と乱調。翌10日に出場選手登録を抹消され、そのまま再昇格なくレギュラーシーズンが終わった。

アピールが実れば、CSでは中継ぎ待機が濃厚だが「与えられた場面でしっかり仕事ができるように準備していきたい」と気を引き締める。シーズン最終戦には中継ぎ右腕が馬場、アルカンタラ、小林、小川、スアレスと5人スタンバイしていた。豊富なブルペンに割って入るため、藤浪が懸命に腕を振った。