阪神中野拓夢内野手(25)が、クライマックスシリーズ(CS)でも自慢の快足で勝利を呼び込む。

5日の練習試合NTT西日本戦後に取材に応じ、「自分が(足で)相手をかき回すというか、そういうところが自分の持ち味だと思っています」と気合を込めた。

この日は社会人相手に3打席1安打1打点。30盗塁で盗塁王に輝いた俊足と遊撃でのアクロバティックな守備は、短期決戦においてチームに流れを呼ぶ大きな武器になりえる。

「走攻守全てにおいて貢献したい。タイガースには負けたくないという気持ちで相手も向かってくると思いますし、こっちもジャイアンツ相手に負けたくない。相手より強い気持ちを持ってやっていくことが大事だと思うので、なんとか気持ちで負けないようにやっていきたい」。熱いハートで宿敵撃破を目指す。