阪神で16年間プレーし、今季限りで現役を引退したロッテ鳥谷敬内野手(40)が12日、サンテレビ「熱血! タイガース党」に9年ぶりに生出演した。

3日に引退会見をしてから9日。「(引退の決断は)全然悩まなかったですね。シーズンが終わっても、もう1回やりたいって気持ちがなかったので。すぐやめようって感じでした。悔いはまったくないですね」と振り返った。

阪神でのラストシーズンとなった19年の終盤について話が及ぶと「(阪神を)やめるということが分かっていましたし1球1球、声援をもらうってことはなかなかない。打席に入ってしまったらあんまり音はしないんですけど、入るまでのあの声援は宝物というか、一生忘れられないものですね」と懐かしんだ。

さらに17年に鼻骨骨折した際について問われると「自分自身は、連続で試合出てる時にいろんなところ骨折したんですけど、軽い方というか。鼻だったんで振動での痛さはあったんですけど、打席での恐怖心がなければ問題ないなと思っていましたね。骨折は我慢したらなんとかなるんで」と話し、出演者を驚かせた。

現在もトレーニングは継続中。「基本的には毎日しています。(現役時代と)同じ量ではないですけど、3時間できる日もある」。あまりのトレーニング量に「3時間のウエートってどこをどう鍛えるん?」と突っ込まれると「何しているんですかね」とおどけてみせた。

プロ1年目で135試合に出場し、遊撃のレギュラーをつかんだ阪神中野拓夢内野手(25)については「スピードっていうのはみんなが持っているものじゃない。成績だけじゃなくて、いろんなものを引っ張っていけるような選手になってくれたらと思いますし、ショートっていうポジションはそういう役割もある」とチームリーダーとしての成長に期待した。