阪神ドラフト7位の京都国際・中川勇斗捕手(17)が14日、京都市内のホテルで契約金2000万円、年俸460万円で仮契約を結んだ。

二塁送球1秒8の強肩捕手は「将来は日本を背負えるようなキャッチャーになって、侍ジャパンで世界一を取りたい」と大きな目標を語った。

高校では副主将でプロでは主将も目指す。「捕手というのもあってまだキャプテンという立場にいたことがないので、チームを引っ張ってみたいという気持ちがある」。将来を見据えて声掛けや声出しを大切にするなど、自覚はばっちり。阪神で捕手の主将は40年就任の田中義雄が最後に出ておらず、戦後初となる。担当の渡辺スカウトも「甲子園でベスト4まで行って、そのチームをうまくまとめていた印象はすごくあります」とキャプテンシーに太鼓判。名実ともに虎の中心選手になる。(金額は推定)