阪神ドラフト7位の中川勇斗捕手(17=京都国際)が4日、京都市内の同校練習場で自主トレを公開した。午前10時からダッシュやキャッチボール、スローイング、ロングティーなどで約2時間汗を流した。高校3年間で鍛錬を積み重ねてきたグラウンドで、年明けでは初めてボールを使った技術練習を再開。「やりやすい環境なので、いい練習ができました」と充実の表情で振り返った。

正月は毎年参拝している地元愛知・小牧市内の田縣神社でおみくじを引き、「大吉引きました」とニッコリ。昨年は「甲子園出場」と書いた絵馬に、今年は「けがしないこと、1年しっかりプレーすること」と記したという。

午前の練習量では納得がいかなかった様子で「ちょっとまだ感覚は良くないので、しっかり戻していきたい」と、午後も黙々とバットを振り込んだ。「まだスイングスピードが全然足りない。重いバットをしっかり振って、高めていけたら」と引き締めた。