阪神大山悠輔内野手(27)が15日、沖縄県内で梅野、岩崎、小川、小野寺らとの合同自主トレを公開後、オンライン取材で17年ぶりのV奪回に懸ける感情を熱弁した。

昨季は序盤から首位を独走しながら、最後はヤクルトにゲーム差なしの2位でフィニッシュ。今季の目標を問われると「優勝しかない」と即答。「去年あと1歩というところでしたけど、負けは負け、2位は2位。ゲーム差はゼロでしたけど、差は大きかったとすごく感じた。何が足りなかったのかを明確にして、何をすればいいのか自分自身もそうだけど、チーム全体として考えていきたい」と力説した。

主将を務めた昨季は打率2割6分、21本塁打、71打点。9月の甲子園巨人戦で逆転サヨナラ弾を放つなど何度も劇的勝利に導いた一方、5月と10月は背中の強い張りにも苦しめられた。秋季練習では本職の三塁、一塁に加え、左翼練習も開始。キャンプに向けて「まずは試合に出ること。何があってもいいように準備していかないといけない」と気合十分だ。