「BIG」が付くのはBIGBOSSだけじゃない! 各球団の隠れた「BIG○○」を紹介します。第1回は西武編。

西武の「よくばり君」こと渡部健人内野手(23)は球界でも屈指であろう「BIGポンプ」を持つ。

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「第2の心臓」とも呼ばれ、筋肉が縮んだりふくらんだり、ポンプの役割も果たして血液を上へと押し戻す、ふくらはぎ。その太さをスーツの上から測ると、何と54センチ。これはアメフトのボールの横周囲と同じくらい。巨人岡本和も、ふくらはぎは同じく目立って太いが、それ以上。昨年末に一緒に練習をした時には、その太さに「やばっ」と驚きの声を上げたほどだった。

周囲に指摘されたのは桐蔭横浜大の時で「それまでは意識したことがありませんでした」という。ただ、私服探しには苦労している。「そもそもサイズがあまりないですし、ストレッチがきいた伸びる素材じゃないと入らないんです」。昨季はイースタン・リーグで本塁打、打点の2冠を獲得した体重112キロ。長打力との相関関係は「分からないです」と話すが、「このふくらはぎのおかげで、重い体重を支えることができているんですかね。話題にもなりますし、注目していただけますので、ふくらはぎが太いと言われること自体は決して嫌ではありません」と笑う。今季の目標は「とにかく長く1軍にいる」。「BIGポンプ」で、どっしり1軍に居座る。【上田悠太】