西武中村剛也内野手(38)に今季1号本塁打が飛び出した。

1-0の6回2死一、二塁で、ロッテ美馬のフォークをライナーで左翼席中段へ突き刺した。今季33試合目、自身97打席目で待望の1発。ベンチのチームメートたちも大喜びで出迎えた。

ニッコリ笑顔を見せた中村は「手応えは良かったです。いい場面で回ってきて、たくさんの子どもたちが応援に来てくれている中で打てて良かったです」とコメント。こどもの日の本拠地を沸かせた。

普段は「打てて良かったです」とシンプルなコメントが多いだけに、珍しかった。自ら「長いコメントしてもうた!」と笑っていた。

▼中村がチーム33試合目、出場27試合目で今季1号。ケガで出遅れた13年の中村はチーム122試合目の9月10日ソフトバンク戦で1号を放ったが、その時の出場試合数は4試合目。出場試合数では、今季の27試合目が18年6月9日巨人戦の20試合目を抜いて最も遅い1号となった。

▽西武辻監督(中村の今季1号3ランに)「山川が歩かされた後、仕留めるのがすごい。1本出れば違ってくると思う。こどもの日。勝つこともそうだけど、山川と中村のホームランは絶対(子どもたちの)思い出に残るでしょう。最高の試合でした」

▽西武山川(8回にリーグトップを走るダメ押しの11号ソロ)「トノ(外崎)が前で(犠飛で走者を)かえしてくれたので、楽に打席に入れました」

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