ヤクルト吉田大喜投手(24)が、2年ぶりの先発も4回2/3 6安打1失点で黒星を喫した。立ち上がりこそ3者凡退も、2回先頭の中日A・マルティネスに2試合連続となる先制ソロ本塁打を浴びた。3回には安打と2四球で2死満塁としたが、阿部を空振り三振。しかし5回、この試合2度目となる満塁のピンチをつくったところで降板を告げられた。

味方打線の援護もなく、チームも2連敗を喫した。吉田喜は「少し緊張してしまった部分があり球数も多くしてしまって、失点は1ですが、良い流れの投球が出来なかったです」。ルーキーイヤーの20年10月以来となる先発登板。昨季は中継ぎで16試合に登板し、2年ぶりの配置転換だった。ファームで先発した4試合は防御率1・71と安定した投球を披露。先発に抜てきされたが、悔やまれる結果となった。