ロッテ佐々木朗希投手(20)と楽天田中将大投手(33)が1日、ZOZOマリンで相対する。2人の投げ合いは、昨年9月10日(ZOZOマリン)以来2度目。前回はともに8回2失点で降板し、勝ち負けはつかなかったが、果たして今回は-。

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少年時代の佐々木朗にとって、田中将はヒーローだった。初めて投げ合った昨年9月10日には「子どもの頃の自分に言っても、たぶん信じないと思うんですけど」と感慨深げに話した。9カ月後の再戦。平均球速を5キロ高め、フォークも鋭くなり、チームに1人で貯金5をもたらす存在になった。

井口監督は「良かったり悪かったり。その悪い経験をいい方にどんどん変えているから」と、シーズン折り返し地点までの投球を評価。「後半は本当に朗希がカギになってくる」と経験を生かしての、エース格の働きを期待する。佐々木朗は6月30日、キャッチボールなどで3時間の調整。「しっかりゼロで抑えて、長いイニングを投げられるように頑張りたいです」とコメントした。自身7勝目はチームの勝率5割復帰に直結する。投げ勝って、上位進出への旗手になる。【金子真仁】

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